【ゆっくり日記】拷問・処刑・虐殺全書を読みました

 これな! ゆっくり虐待クラスタとしては、この本でなくとも、類似書籍はいくつか押さえておきたいですね。対象は人間ですが、彼らをゆっくりできなくする方法が網羅的に紹介されています。ゆ虐創作おにいさん・おねえさんは新たなアイデアが得られるかもしれません。

 

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 考えてみれば、ゆっくり虐待世界の拷問器具はほんの数パターンにとどまっていて、現実に比べてバラエティに乏しいところがあります。あと、「拷問」と「虐殺」はあっても、「処刑」はちょいレアですね。群れでせいっさいっが起きる場合、これは「処刑」に該当すると思いますが、木の枝でぷーすぷーすして体当たりを繰り返す、という描写がほとんどです。まあ、ゆっくりに可能な技術的限界とも言えますが、工夫次第でもう少し増やせる気もします。

 

 探せばそうした餡小説はすでにある可能性も高いですが、例えば、生き埋めや毒殺(=からいものを食べさせる)は出来そうですし、こちらの江戸時代にあったという石抱(いしだき)も設定次第では何とかなるかも。

 

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石抱

 また、本では「死刑になる直前の囚人の反応」も色々紹介されていて、想像力が刺激されました。ゆっくりの群れの制裁モノに援用・転用したら一風変わった迫力のある仕上がりになるかもしれません。ついでに「制裁(リンチ)に至るまでの集団心理」なども加えてリアリティを増し積みすればより良いでしょう。これも本でけっこう詳しく述べられています。ゆっくりに革命的思想を持たせて、イデオロギー衝突を起こさせても面白げです。ていうか私がそんなの読みたいわ。

 

 具体的な逸話が豊富なので、少なくとももう一回は再読して、自分なりに咀嚼したいと思います。とてもゆっくりできる……いや、ゆっくりできない……優れた本でした。